小川教授がソウル国立大学で講演をされました

2014年5月23日にソウル国立大学にて開催された国際会議「アジアとアフリカにおける貧困削減−イルガ・ボックミン運動改革−」に小川啓一教授が招待され講演をされました。本会議はソウル国立大学名誉教授のキム・“コービル”キソク博士が代表を務める国際NGO「Educators Without Borders(EWB)」の主催で開催されました。

本会議では東南アジアの農業分野での開発プロジェクトとアフリカにおける保健医療や教育プロジェクトと貧困削減に関する発表が6件ありました。小川教授は、本会議の最後に講演をされ、各発表の要約と総括をされました。また、経済開発協力機構開発援助委員会(OECD DAC)や世界銀行、国際協力機構のプロジェクト評価を紹介して、開発途上国におけるプロジェクト評価についても述べられました。更に、教育経済学の見地より、開発途上国における教育プロジェクトの費用対効果分析結果について図表を使い詳しく解説されました。出席者は、国際機関の視点からの教育評価や開発途上国における効果的な教育投資の重要性を説いた小川教授のご発表に、熱心に聞き入っていました。

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(文責:神戸大学国際協力研究科博士前期課程2年 五島 由加里)