ウガンダ教育・スポーツ省にインターンする目的は、国際教育開発学会の発表に向けた調査とデータ収集でした。テーマは都市部と農村部の地域間格差を調査するために生徒と先生に質問票用いてデータを取ること、また、校長先生へのインタビュー調査を行うことで、小学校が抱える問題点や現状を把握することでした。今回は、教育省で実施するナショナルレビュー作成のための調査に同行することができ、政府職員とともに学校側の要求や問題点をインタビュー調査しました。各学校20名の生徒に対して小学校は2教科各30分、中学校は3教科各30分のプレテストを行う調査にも同行しました。調査だけではなく政府職員と論点の整理や調査レポートを作成する機会が得られたことがとても良い経験になりました。彼らとチームとして共に調査を重ねる中で、現地コミュニティ―の人達と現地語で会話することや行動を共にすることで、コミュニケーションの築き方やフィールド調査の手法を学べたことは勉強になりました。

今後の課題として、限られた時間の中で調査するためには、事前の資料確認や地理的な知識を踏まえた上で調査を実施することが必要だと感じました。今後フィールド調査を行うためには、現地の人と積極的に関わろうとする姿勢やコミュニケーション能力が必要だと思いました。