米国ワシントンDCで海外実習を実施中です

2015年3月7日から「国際機関から学ぶ人的資源開発に関する調査」をテーマに米国ワシントンDCで2週間(3月20日まで)、海外実習を実施しています。本海外実習では、第59回Comparative International Education Society (CIES:国際比較教育学会)の国際大会に参加し、比較教育学や国際教育開発論の分野における知識を深めることを目的の一つとしています。本学会では世界中から研究者や国際援助機関(ユネスコ、ユニセフ、世界銀行等)で活躍している専門家が研究成果を共有しています。参加学生は彼らと意見交換をしたり、将来の就職活動を兼ねたネットワーキングをするなど、充実した研修を実施しています。また、本研究科から11名の大学院生が本海外実習に参加しており、上記の学会で研究成果も発表しています。

また、本海外実習期間中には、世界銀行本部、国際通貨基金、米州開発銀行、アメリカ国際開発庁、ジョージワシントン大学、FHI360等を訪問し、教育開発等の分野で活躍している専門家にインタビューを行いました。現場の第一線で活躍中の実践家と議論を交わし、開発途上国における持続的な経済発展や貧困削減に関する知識を一層深めることが出来ました。研修終了後には、本海外実習参加者が実習前に設定した人的資源開発に関するテーマについて本実習を通して得た資料・データ収集、インタビュー調査を基にレポートを作成します。

(Above Photo from left back: Prof. Jandhyala Tilak, Prof. Martin Carnoy, Prof. Andreas M. Kazamias, Prof. George Psacharopoulos, Prof. Harry Patrinos, Prof. Keiichi Ogawa with Prof. Ogawa’s students and alumni@CIESにて)