アメリカワシントンD.C.での海外実習 (Xiaoxiao Jia)

2014年の春休み、私は指導教員小川啓一教授が担当されているアメリカワシントンでの海外実習に参加しました。本実習の内容は主にワシントンの各国際機関を訪問することです。私たちは世界銀行、FHI360、国際通貨基金、米州開発銀行、ジョージワシントン大学を訪問し、そして教育専門家のよるセミナーにも参加しました。また、同じく訪問中のジョージワシントン大学とハーバード大学の学生と共同勉強も開かれました。

世界銀行では、はじめに教育専門家のEduardo Velez Bustillo教授主催の会議に参加しました。この会議では、私たちは教育の公平性、平等性などについて質問し、教授は自身の幅広い経験に基づいてこれらの質問に答えてくれました。また、私たちはHarry Patrinos教授とHalsey Rogers教授にもお会いする機会がありました。特に、Harry Patrinos教授は世界銀行で教育経済分野の専門家です。Harry教授は「教育の収益率」をテーマにしたプレゼンテーション、そして、Halsey教授は「万人のための教育」についてのプレゼンテーションをされました。Halsey教授によると、今教育発展分野のあらたな潮流は、教育の到達度よりも、もっと質問題に重点を置いているとのことです。小川先生はAndreas Blom博士との会議もアレンジしてくださいました。Andreas博士はウガンダの教育経済専門家です。彼はウガンダの教育の質と世界銀行がウガンダで取り組んでいるプロジェクトを紹介してくださいました。ウガンダを研究テーマにしている私にとっては大いに勉強になりました。

FHI 360では、20人のハーバード大学の学生とともに見学しました。私たちは各部門の会議に参加し、FHI 360の仕事について知ることができました。更に、国際機関で働くにはどんなスキルが必要なのか、勉強することができました。ジョージワシントン大学、国際通貨基金、米州開発銀行への訪問で、私たちはアメリカ大学の文化や国際機関の仕事スタイルに近づけました。この海外実習は私たちにとってとてもいい勉強と経験になりました