東京大学で開催された第16回アフリカ教育研究フォーラムにおいて小川ゼミ生が研究成果を発表しました

2015年10月9日(金)から10日(土)まで、「第16回アフリカ教育研究フォーラム(Africa Education Research Forum: AERF)」が東京大学本郷キャンパスにて開催されました。本年度のAERFでは、5名の学生が研究成果の口頭発表を行い、アフリカの教育研究の第一人者である先生方から貴重なコメントや質問をいただきました。

1日目は成果発表が行われ、夕方にはポスト2015年の国際教育開発の展望をテーマにシンポジウムが開催されました。シンポジウムでは、9月に国連サミットで採択された「ポスト2015年開発アジェンダに関する宣言」がどういった経緯で採択されたのか、これに対し今後アフリカではどのような課題があるのかについて議論が交わされました。

2日目には、計画発表と成果発表が行われました。今回は、特別セッションとして高校生による発表があり、開発途上国で計算力調査と、それに基づいて開発された教材による実験研究の成果について発表をされました。この発表には、参加者の多くが惹きつけられました。

今回のフォーラムにおける小川研究室からの発表者と発表タイトルは以下の通りです。(アルファベット順)

  • Haramoto, Y. “Challenges of Technical and Vocational Education and Training Development in Developing Countries with a Case Study of Korea’s Aid in Sudan,” Paper presented at the 16th African Education Development Forum, University of Tokyo, October, 2015.
  • Sakaue, K. “Effects of Informal User Fees on School Attendance under Free Primary Education Policy: Panel Data Evidence from Rural Uganda,” Paper presented at the 16th African Education Development Forum, University of Tokyo, October, 2015.
  • Shimada, K. “Intergenerational Transmission of Education over 30 Years: Evidence from Kenya,” Paper presented at the 16th African Education Development Forum, University of Tokyo, October, 2015.
  • 恩地明日香「ウガンダの小学校における学校給食と出席率の関係性」,成果発表, 第16回アフリカ教育研究フォーラム, 東京大学, 2015年10月
  • Yungu, B. “Adapting Peer Tutoring As alternative for Cognitive School Readiness Case of Pre-schooling in the Democratic Republic of Congo,” Paper presented at the 16th African Education Development Forum, University of Tokyo, October, 2015.

文責:神戸大学大学院国際協力研究科博士課程前期2年 恩地明日香