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Ms. Duangchay Inkeo Degree: Ma...
神戸大学の小川啓一教授が共編著者として携わった書籍『Towards Ensuring Inclusive and Equitable Quality Education for All: Analyzing School Enrolment Patterns』が、2025年11月29日(土)・30日(日)に広島大学で開催された国際開発学会第36回全国大会において、「賞選考委員会特別賞」を受賞しました。
本書は、関西学院大学の關谷武司教授、神戸大学の小川啓一教授、東京大学の北村友人教授、名古屋大学の芦田明美准教授による共同研究の成果をまとめたものです。アジア・ラテンアメリカ・アフリカの3地域12か国を対象に、子どもたちの就学、留年・中途退学を経て卒業に至るまでの教育の軌跡を就学パターンとして整理し、包括的に分析したケーススタディ集となっています。正コーホート法による縦断データを用いることで、横断データでは把握しにくい個々の子どもたちの多様な就学の推移を明らかにするとともに、半構造化インタビューを組み合わせた混合研究手法により、量的・質的の両面から就学過程の実態を検討しています。こうした個々の子どもたちに焦点を当てた分析は、国連の持続可能な開発目標4(SDG4)「質の高い教育をみんなに」に関連する就学過程の実態を整理するものです。
また、本書は、比較教育・教育政策の分野における世界的権威である米国コロンビア大学のGita Steiner-Khamsi教授と、Comparative and International Education Society(CIES)の会長を務める早稲田大学の黒田一雄教授から推薦を受けており、前書きにはお二人によるメッセージが寄せられています。
なお、本書には、小川ゼミの修了生であり共編著者を務めた名古屋大学の芦田明美准教授をはじめ、同じく小川ゼミの修了生でカンボジア国立経営大学の上級研究員であるChea Phal博士、ウガンダ・マケレレ大学ビジネス・マネジメント学部の副学部長であるJames Wokadala教授、小川ゼミ博士課程後期課程のSheikh Rashid Bin Islamさんが共著者として名を連ねています。
文責:石井雄大(博士後期課程)