「アフリカの教育システム構築における世界銀行の役割」(世界銀行上級教育スペシャリスト 荘所真理博士)

「アフリカの教育システム構築における世界銀行の役割」(世界銀行上級教育スペシャリスト 荘所真理博士)

2025年1月7日、小川ゼミの修了生であり、現在世界銀行の上級教育スペシャリストとして活躍されている荘所真理博士が、「アフリカの教育システム構築における世界銀行の役割」をテーマに講義を行いました。荘所博士は、初等・中等教育、幼児教育、人材育成、スキル開発に焦点を当てた融資および分析活動に携わっており、今回の講義でもその豊富な知見や経験が共有されました。講義の冒頭、荘所博士は、世界銀行がその全ポートフォリオ(728億ド […]

小川啓一教授の共編著『世界で花開く日本の女性たち』が東信堂から出版されました

小川啓一教授の共編著『世界で花開く日本の女性たち』が東信堂から出版されました

このほど、小川啓一教授と水野谷優先生(UNESCO IIEP)が編著を務めた書籍『世界で花開く日本の女性たちー国際機関で教育開発に携わるキャリア形成』が東信堂から出版されました。本書は、ユネスコ、OECD、教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)、世界銀行、ユニセフといった国際機関で教育開発に携わる11名の日本人女性専門家が歩んできたキャリア形成の軌跡を収録しています。  本書の最大の特徴は、各機関の仕事内 […]

書籍出版『Towards Ensuring Inclusive and Equitable Quality Education for All: Analyzing School Enrollment Patterns』

書籍出版『Towards Ensuring Inclusive and Equitable Quality Education for All: Analyzing School Enrollment Patterns』

本書は、アジア、ラテンアメリカ、アフリカの12か国における就学パターンのケーススタディ分析を包括的にまとめたものです。子どもたちの教育の軌跡を、入学から、留年や中途退学といった課題を経て、最終的な卒業や退学に至るまで詳細に分析しています。本書では縦断的データセットを活用することで、横断的データ分析では見落としがちな教育の繊細な実態を明らかにしています。さらに、半構造化インタビューを通じて得た質的洞察を組み合わせること […]

株式会社パデコにおけるJICAインターンシップ報告(岡本京子)

株式会社パデコにおけるJICAインターンシップ報告(岡本京子)

私は、2024年11月3日から12月21日の約2ヶ月間、エジプト・カイロにて、株式会社パデコにおける独立行政法人国際協力機構(Japan International Cooperation Agency、以下「JICA」)インターンシッププログラムに参加しました。以下、その報告をさせていただきます。 私は、JICAインターン(開発コンサルティング企業受入)として株式会社パデコに配属され、政府開発援助(Official […]

「世界銀行の視点から見るガボンの教育システムの分析:GEPD(グローバル教育政策ダッシュボード)を用いたSDGsとの整合性」(世界銀行教育エコノミスト Bernard Yungu Loleka博士)

「世界銀行の視点から見るガボンの教育システムの分析:GEPD(グローバル教育政策ダッシュボード)を用いたSDGsとの整合性」(世界銀行教育エコノミスト Bernard Yungu Loleka博士)

2024年11月30日、世界銀行の教育エコノミストであるBernard Yungu Loleka博士が、「世界銀行の視点から見るガボンの教育システムの分析:グローバル教育政策ダッシュボード(Global Education Policy Dashboard: 以下、GEPD)を用いたSDGsとの整合性」という題目でオンライン特別講義を行いました。Bernard博士は、小川啓一教授の指導のもと、修士号および学士号を本研 […]

マラウイにおける高度海外研究(石井雄大)

マラウイにおける高度海外研究(石井雄大)

私は、2024年8月1日から10月31日までの3か月間、博士論文で使用する1次データを収集するため、アフリカのマラウイにて高度海外研究を実施しました。本研究の目的は、マラウイの母系社会における婚姻後の居住形態に着目し、児童の初等教育機会に関して母親が世帯内でどのように意思決定に関与しているのかを明らかにすることです。私は、マラウイ大学教育研究訓練センター(University of Malawi, Centre fo […]