バングラデシュダッカ大学におけるインターンシップ実施報告(宇野 耕平)
2021年8月から2022年2月にかけて、バングラデシュのダ...
現在、民間企業で、官公庁や金融機関をクライアントに、ビジネスコンサルタントとして働いております、小川ゼミ修了生の宇原英美です。この度、僭越ながら、現在そして将来の小川ゼミ生へメッセージを送る機会を頂きましたので、小川ゼミの魅力とは何かについて、自身の経験を元に書かせて頂きたいと思います。
小川ゼミの一番の魅力は、国際協力の現場を体験する機会に恵まれている点だと思います。私は、小川教授が与えてくださった機会を通して、自分はどのように国際協力に関わっていきたいのかを明らかにし、それに向かって自分なりに精一杯走ることが出来ました。学期中にゼミや授業を通して発見した問題意識を、発見したままにすることなく、長期休暇中に現場で確認して自身の研究で解決策を探ったり、あるいは国際協力のアクターとして解決に関わったりできるのは、小川ゼミならではの経験だと思います。
中でも、ウガンダ教育スポーツ省と米国ワシントンDCに本部を持つFHI360(国際NGO)でのインターンシップは、非常に対照的で有意義な学びを私に与えました。ウガンダ教育スポーツ省でのインターンシップでは、全国調査への参加により、首都のみならず地方の小学校の授業をこの目で見、児童の学力を肌で感じることが出来た一方で、FHI360でのインターンシップでは、世界銀行本部を初めとした国際機関やシンクタンク、NGOの存在するアメリカ・ワシントンDCという土地柄、それぞれの国際協力のアクターがどのようなアプローチで問題を解決しようとしているのか、国際協力を俯瞰的に見る機会を得られました。
まだ夢の道半ばにいる身ですが、これらの小川ゼミでの経験は、私を夢へ大きく近づけてくれたものと感謝しています。同じ、あるいは近しい夢を持つ同志として、今後も多くの学生が、小川ゼミという最高の場で多くのことを学び、経験されることを願っています。
宇原英美