「外部資金を活用した改革の定着:国際協力機関の課題とアプローチ」(Gita Steiner-Khamsi教授)
2024年4月18日、国際協力研究科にて、コロンビア大学ティ...
2014年4月30日(水)、アメリカ合衆国の国際開発NGO、FHI360でのインターンシップについて説明するセミナーが、神戸大学大学院国際協力研究科によって開催されました。FHI360と本研究科は国際学術交流協定を部局間で締結しており、これまでに多くの小川ゼミ生が、ワシントンDCのオフィスでインターンを実施し、貴重な実務経験を積んできています。今回はFHI360内で国際教育開発分野のプロジェクトを担当する部署のプログラム・オフィサーであるレベッカ・ポッツ氏を迎え、FHI360やインターンシップに関する発表や、個別の相談会を行っていただきました。
セミナーの第一部としてポッツ氏は、「開発に向けた360度からのアプローチ」と題したプレゼンテーションを本研究科棟一階大会議室で行い、25名以上の院生が参加しました。この中でポッツ氏はFHI360全体の概要について触れた上で、「グローバル教育」と呼ばれる部署が国際教育開発分野で実施しているプロジェクトの内容を中心に、具体例を挙げながら発表を行いました。その上で、本研究科との協定に基づいて実施されている交流プログラムが今年度募集するインターンの人数や時期、職種、申請手続き等について、説明を行いました。発表後の質疑応答では、インターンに関心を持った院生から、FHI360の取り組みや交流プログラムの詳細に関する多くの質問が投げかけられました。
セミナーの第二部として開催された相談会では、インターンシップの実施を希望する院生を中心に、直接ポッツ氏から個々人の状況に合わせた申請にあたってのアドバイスを受ける機会が与えられました。今回のセミナーを通じインターンシップに関心を持った方々が目標を実現するとともに、FHI360と本研究科との協力関係がさらに発展していくことが望まれます。
(文責:神戸大学国際協力研究科博士課程後期 坂上 勝基)