開発運営論セミナー「メコン川流域における利益配分―水資源開発のリスクを超えて―」が開催されました
2015年6月9日(火)、神戸大学大学院国際協力研究科棟1階...
2014年10月24日から25日にかけて、京都府の総合地球環境学研究所にて、第14回アフリカ教育研究フォーラム(African Education Research Forum:AERF)が開催されました。神戸大学大学院国際協力研究科(GSICS)の小川啓一ゼミからは博士後期課程の学生2名、前期課程2名、研究生1名の計5名が参加し、研究計画や研究成果を発表しました。参加した学生の一人一人が、アフリカ各国の教育研究の第一人者である先生方から数々の有益なコメント、アドバイスをいただくことができました。小川ゼミではアフリカの教育をテーマに研究を行う学生が多いため、同じ興味・関心を持つ先生方・学生が集まるAERFでの発表は大変貴重な機会となっています。
1日目は主に学生の発表が行われました。普段GSICSで学ぶ内容とはまた違った視点からの研究発表が多く、自らの研究を相対化して捉え直すことができました。また1日目のプログラムの最後には、アフリカにおけるアートを通じた平和構築をテーマにシンポジウムが開催され、こちらも大変興味深い内容でした。1日目の夕方には、BBQ形式での懇親会が行われました。今回のAERFは合宿形式となっており、先生方や学生と美味しい食事を楽しみながら、夜が更けるまで交流することができました。
2日目には学生発表の続き、先生方の発表が行われました。研究方法や研究成果に対するコメントだけでなく、研究者がフィールドに入って及ぼす影響など、多種多様な観点からの意見が飛び交い、議論が活発に行われました。
筆者個人としては今回のAERFは、ソウル国立大学でのICER(International Conference on Education Research)に引き続き二回目の、プレゼンテーションの形式では初の研究発表の場となりました。二度の学会発表を通じ、自身の研究成果に対するフィードバックを頂くことができ、また同じフィールドの研究者と知り合うことができました。同時に様々な興味深い研究発表を聞き、今よりも優れた研究成果を出して発表したい、と気持ちを新たにすることが出来ました。すでに今学期は始まっていますが、分析手法を中心に学びながら、自分の研究を更に深めていきたいと思います。
今回のフォーラムにおける小川研究室からの発表者氏名と発表タイトルは以下の通りです(アルファベット順)。
(文責: 神戸大学大学院国際協力研究科博士前期課程1年 沼澤 建)
関連リンク:
アフリカ教育研究フォーラム: https://sites.google.com/site/aerf1960/home
第14回アフリカ教育研究フォーラム(総合地球環境学研究所)
http://www.chikyu.ac.jp/publicity/events/etc/2014/1024-25.html