開発運営政策セミナー「MDGからSDG4への進展:アフリカとアジアにおけるGAPAフィールドワーク10年間の教訓」

ソウル国立大学名誉教授の金基奭先生(Professor Ki-Seok “Korbil” Kim)をお招きし、2017年12月21日に本国際協力研究科にて開発運営政策セミナーを「MDGからSDG4への進展:アフリカとアジアにおけるGAPAフィールドワーク10年間の教訓」をテーマに開催しました。

Seminar by Dr. Ki-Seok Kim金先生は国際NGO、「国境なき教育者(Educators without Borders : EWB)」の創設者兼CEOもされておられ、アフリカ・ブルキナファソの貧困地域に住む女性の識字率向上、職業教育、マイクロファイナンスの促進を目的にした教育プロジェクト、「貧困削減のためのグローバル・アライアンス(Global Alliance for Poverty Alleviation: GAPA)」を実施されています。本プロジェクトでは、地元住民を生産者や起業家として支援するために不可欠な知識と技術を提供されています。本セミナーでは、ブルキナファソのGAPAプロジェクトを通じて、地域資源の活用とコア知識の共有によって、SDGsにどのように貢献をされているかについて詳細にご説明いただきました。

本プロジェクトはユネスコの識字教育に関する賞を受賞されておられ、参加者からプロジェクトのインパクトに関する質問が多数寄せられ、金先生のフィールドでのご活躍を深く学ばせていただく大変貴重な機会となりました。

文責:博士課程後期 元川将仁

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http://www.kobe-u.ac.jp/en/NEWS/event/2017_12_21_02.html