桜井愛子先生の最終講義が本研究科で行われました

2014年4月22日(火)に本研究科特命准教授の桜井愛子先生の最終講義が国際協力研究科棟4階のプレゼンテーションルームにて行われました。桜井先生は「教育分野における災害リスクの軽減-東日本大震災の経験から-」という題名のもと、過去2年間に渡って先生が行ってきた災害におけるリスクマネジメントと教育についての研究とその成果を、集まった多くの大学院生を対象に講義して下さいました。

桜井先生は本研究科でリスクマネジメントに関わる講義を担当されていた他、東アジアにおけるリスクマネジメントに関わる専門家を養成する目的で立ち上げられた「キャンパス・アジアプログラム」を担当されていました。教育開発のスペシャリストとして国際機関や政府等で勤務されたご経験も豊富で、これらのご経験を元に現在は教育分野での災害を含むリスクマネジメントの専門家としてご活躍されています。

Sakurai-sensei3また桜井先生は小川ゼミの修了生で尊敬する大先輩でもあり、この最終講義には多くの小川ゼミ生も参加し熱心に講義を聴講しました。桜井先生も講義に先立ち、小川ゼミの学生に対し貴重な時間を割いてゼミ生としての意識の持ち方や将来のキャリア形成などについて言及し、エールを送ってくださいました。

講義では東日本大震災の体験をもとに日本の防災教育について被災地の学校の事例を交えながらその特徴や問題点について指摘され、特に学校と地域コミュニティが連携し共に防災教育を推進していくことが重要であると述べられました。また東日本大震災でのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの事例を元に災害時においてNGOが果たす役割についても言及され、講義後には学生から質問も多く寄せられました。

全ての質疑応答が終了した後、桜井先生には大きな拍手とともに小川教授とゼミ生からこれまでの感謝を込め、花束が送られました。

桜井先生は5月1日付で東北大学の災害科学国際研究所の教員になられます。尊敬する教授として、また敬愛するゼミの大先輩として、桜井先生の今後のますますのご活躍とご健康を小川ゼミ一同心よりお祈り申し上げております。

(文責:神戸大学国際協力研究科博士前期課程2年 安岡 亜寿香)