小川ゼミの修了生、学生がGSICSオープンキャンパスで発表をしました

神戸大学大学院国際協力研究科のオープンキャンパスが2016年6月18日(土)に開催され、小川ゼミの博士課程前期課程修了生で、現在コンサルティング会社の株式会社パデコで教育・評価コンサルタントとして活躍されている高橋香名さんと博士課程前期課程二年の王雅ケイさん、そして私、白石希望がGSICSでの体験について発表しました。オープンキャンパスは第一部の全体説明会、第二部の教育プログラム別説明会、第三部の個別企画の計三部で構成されており、第一部全体説明会の内の一企画である「学生生活と修了後の進路」では、本研究科の小川啓一学生就職委員長の説明会の後に、高橋さんがGSICSの魅力について発表しました。第三部個別企画の内の一企画「海外実習・インターンシップ成果発表」では王さんと白石が発表し、そして第三部の質疑応答で高橋さん、王さん、白石の全員が参加者の疑問に答えました。上記の企画を通して数多くのGSICS入学希望者と交流をすることで、多くの方にGSICSの魅力ついて理解を深めていただく機会を提供することができました。

第一部全体説明会の一企画「学生生活と修了後の進路」では、高橋さんがGSICSで得た経験と現在の活動について発表されました。高橋さんは博士課程前期在籍時に英国イーストアングリア大学へのダブルディグリー留学プログラムと、ウガンダ教育スポーツ省、及びFHI360(米国、ワシントンDC)におけるインターンシップに参加されました。当時の経験をオープンキャンパス参加者に発表され、参加された方々にGSICSでの国際的な教育機会の豊富さを知っていただくことができました。更に、高橋さんは現在の勤務先での教育・評価コンサルタントとしての活動について紹介し、博士課程前期在籍時に学んだ知識が開発コンサルタントとして開発途上国でJICAの教育案件を実施するにあたりいかに有益に活用されているか説明することで、GSICS卒業後の可能性についても参加者に知っていただくことができました。

第三部個別企画の一企画「海外実習・インターンシップ成果発表」において、王さんがFHI360でのインターンシップについて、そして私白石がカンボジア教育ユース・スポーツ省でのインターンシップについて発表しました。王さんは国際NGOであるFHI360で行った活動について説明した後、国際NGOでの働き方や仕事環境など自身がFHI360にて学ばれたことについて発表されました。私、白石はカンボジア教育ユース・スポーツ省で行った活動内容と、そこで得た経験がその後の就職活動で実を結んだことについて発表させていただきました。また、第三部の質疑応答ではオープンキャンパスに参加された方々と交流する機会が設けられ、高橋さん、王さんとともに参加者から寄せられた質問にお答えしました。多くの方々が教育開発にご興味をお持ちであり、数多くの方に自身が行った院試対策や参加したゼミでの活動について説明することができました。

今回のGSICSオープンキャンパスでは、高橋さん、王さん、そして私白石の計三名が小川ゼミの活動やその活動を経て得た経験、そしてその経験を得た後の進路についてGSICS入学希望者に説明することができました。私個人の意見となりますが、GSICSオープンキャンパスでの発表を通して自身の小川ゼミでの活動を振り返り、残り一年どのようなスキルを身に着ける必要があるか、そしてそのスキルを身に着けるにはどのような経験を得るべきか考える良い機会となりました。参加者の皆様にとってGSICSオープンキャンパスが有意義な情報を得るいい機会となっておりましたら幸いです。

(文責:博士課程前期課程二年 白石希望)