国連広報センターにおけるインターンシップ報告(廣瀬 麻衣)
2023年4~7月までの4か月間、国連広報センターでインター...
2015年3月7日から20日にかけて、米国ワシントンD.C.にて実施された甲斐が実習に参加いたしました。以下、その報告を致します。
前半の一週間はヒルトン・ワシントンで開催された第59回比較国際教育学会(Comparative and International Education Society: CIES)年次大会に参加しました。私は”The Effect of School Feeding Program of Student Performance: Case of Public Primary School in Uganda”というタイトルで研究成果を発表しました。そこで、ウガンダの学校給食に関わっている実務家の方々から貴重なコメントをいただき、ネットワークを築くことができました。また、学校給食の研究者と研究内容について議論することができました。
後半の一週間は世界銀行本部で働いておられる方々を訪問し、キャリア形成や研究に関して様々なアドバイスをいただきました。Dr. Harry Anthony Patrinos、Dr. Luis Benveniste、Dr. Mari Shojo、Dr. Tomomi Miyajima、Dr. Susumu Yoshida、Mr. Hiroshi Saeki、Dr. Shinya Takamatsu、そしてDr. Nobuyuki Tanakaらを訪問しました。インパクト評価のチームのエコノミストであるDr. Yoshidaからインパクト評価の幅の広さと重要性を学ぶことができ、自らの研究の今後を考えるきっかけとなりました。キャリア形成に関しては、小川ゼミ卒業生のDr. Shojo、Dr. Tanakaや神戸大学客員教授であるDr. Miyajimaから助言を数多くいただくことできました。
この実習を通して、自らの研究を発展するにあたっての方向性、キャリア形成の方法の2つを学ぶことができました。また、貴重なネットワークも作ることができ、とても有意義な2週間を過ごすことができました。
末筆になりますが、このような素晴らしい機会を提供してくださった指導教官の小川啓一教授、公私にわたる様々な面で暖かな支援をしてくださった小川研究室修了生の先輩方、野村真作博士、荘所真理博士、田中伸幸博士、野村美穂氏に心からの謝意を表したいと思います。
恩地 明日香
博士前期課程一年