ラオス教育スポーツ省におけるインターンシップ報告(野口 雅哉)
2018年9月10日から9月24日までの2週間、ラオス教育ス...
2014年9月26日に、神戸大学とモンゴル国立大学は学術協定を結びました。協定式に出席された小川啓一教授が、協定を記念して開催されたシンポジウムにて講演をされました。小川教授は、「Transforming Education as an Engine of Growth: The fundamentals of Good Education for a Progressive Economy」をテーマに英語で、モンゴルの過去10年間のマクロ経済の指標をレビューし、教育セクターにおけるアクセス、質、教育への公共支出についてデータを基に説明されました。
特に、モンゴルの教育へのアクセスは拡大している一方、教育の質、特に生徒の学習アプトプットが他のアジアや移行経済期にある国々に比べてあまり高くないと、TIMSS(Trends in International Mathematics and Science Study)やNASA(National Assessment of Students’ Achievement)の学習達成度の分析結果を提示してモンゴルの経済発展における人的資源開発について説明されました。
小川教授は、翌日の10月27日に開催された神戸大学モンゴル同窓会発足会にも参加され、懇親会では乾杯の挨拶をされ、モンゴルの本学の卒業生を激励されました。モンゴルには、60名程の神戸大学の卒業生が政府、大学、民間等で活躍しており、今回のモンゴル国立大学との学術協定の締結を機に、益々の交流が期待されています。
関連リンク
http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/2014_10_24_04.html
http://old.num.edu.mn/Default.aspx?tabid=220