海外インターンシップ説明会「国際協力編」が開催されました

2015年6月9日(火)、神戸大学大学院国際協力研究科棟4階プレゼンテーションルームにて、海外インターンシップ説明会が開催されました。説明会では、本研究科の小川啓一教授が講師として、海外の機関で国際協力分野のインターンシップを実施する際の方法や注意点について、ご自身の経験も交えた英語での講義をしてくださいました。

また本説明会では、本研究科博士課程後期課程に在籍し、海外の国際機関・NGOでのインターンシップを実施したことのある3名の大学院生が、それぞれの経験に関するプレゼンテーションを行いました。具体的には、ゴンザレス・エリック氏が米州開発銀行本部、坂上がFHI360(ワシントンDCを拠点とする国際NGO)、オクルト・ジェジェ氏がユネスコ・アジア太平洋地域教育事務局(ユネスコ・バンコク)での経験に基づき、それぞれがインターンシップを実施した経緯や、実施中の業務内容、実施を通して学んだ事柄について発表しました。

学生の発表に続き、小川教授は、英文履歴書の書き方を含むインターンシップ参加を申請する際の注意事項や、研究科が国際学術交流協定を締結していることでインターンの受け入れ準備が整っている機関の紹介などを行われました。本セミナーには、国際協力の現場で将来活躍することを目指す本研究科の院生が多数参加し、質疑応答の時間にはインターンシップ参加申請時の苦労や、実施時に求められるスキル等に関する質問が多数、講師や発表者によせられました。

本説明会は、普段なかなか聞くことのできない経験者からの実践的な知識に触れ、参加者が自身のキャリアプランの中で、今取るべき行動について見直すことができる大変有意義な機会となりました。講師として貴重な知識や情報の提供を行うとともに、海外インターンシップの経験を共有し学生同士で学びあう機会を設けて下さった小川教授に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

文責:国際協力研究科博士課程後期課程3年 坂上勝基

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http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/event/2015_06_09_02.html