ウガンダ総理府でのインターンシップ(三田 祐規子)
2013年9月2日から2013年10月11日までウガンダ共和...
国際協力研究科が2000年度から毎年実施している国際協力機構 (JICA) の課題別研修事業「教育行財政―基礎教育の質、内部効率性、格差に焦点をあて―」 (研修責任者: 小川啓一教授) を今年も6月5日から7月14日までの6週間、実施しました。
今回の本研修には、ラオス、カンボジア、ミャンマー、バヌアツ、サモア、パキスタン、ガーナ、ブルキナファソ、モーリタニア、ニジェール、ベナン、マダガスカル、マリ、モロッコ、イラク、アルメニアの16ケ国から19名の教育省上・中級官僚が参加しました。
本研修の参加者は、主に本研究科の教員が実施する教育財政、教育行政を始めとする講義に参加して、自国の教育を改善するための実施計画書をワークショップ等を通して作成しました。また、本学附属中等教育学校を初め、奈良県教育委員会、奈良県教育研究所、奈良市立朱雀小学校、十津川村教育委員会、同村立十津川村第二小学校、十津川村中学校、鳴門教育大学を視察し、日本の教育行政や教員養成、教育現場について見識を深めました。また、本学と学術協定のある兵庫県朝来市の生野高等学校も訪問して国際交流をしました。本研修の内容は、朝来市のケーブルテレビや奈良新聞でも紹介されました。
本研修では教育大臣アドバイサーや局長、課長クラスの研修員も含んでおり、研修員が帰国後には自国で教育政策や教育計画策定に一層貢献ができる人材育成を目標としました。