小川ゼミの学生が特別集中講義「Development Management (Education Cooperation)」を受講しました(Scherezad Joya Monami Latif博士, 世界銀行教育プラクティスマネジャー)
2024年7月1日(月)から24日(水)にわたり、世界銀行教...
2017年8月10日から同月18日までの約1週間、韓国ソウルの高麗大学国際大学院においてキャンパス・アジア プログラムの夏季ワークショップが開催され、小川研究室から4名の博士課程前期の大学院生が参加しました。本ワークショップには神戸大学、復旦大学、そして高麗大学から総勢20名の大学院生が参加し、「How to Manage North Korean Risks」をテーマに、様々な観点から北朝鮮研究をご専門にされている先生方の講義を受講しました。最近では、頻繁に北朝鮮で核・ミサイル実験が行われており、そのような問題をどのように平和的に解決することができるのかについての議論をし、リスク・マネージメントについての理解を一層深めることができました。
また、本ワークショップを通して、ソウル市内からバスで1時間30分ほど離れた非戦闘地帯(Demilitarized Zone: DMZ)を見学する大変貴重な機会も提供していただきました。国境地帯から北朝鮮側を見ることができる展望台や実際に北朝鮮が韓国に工作員を送り込むために使用されていたトンネルなども訪問しました。
ソウル国立大学、延世大学と並び名門大学とされている高麗大学は、豊富な経歴を持たれた先生方やネットワーク、また、研究施設などが充実しており、学生にとって非常に恵まれた環境が整っていました。私自身も本ワークショップに参加し、高麗大学の環境に刺激を受け、来年3月から高麗大学ダブルディグリープログラムに参加させていただくことになりました。
このような貴重な機会を提供していただいた、高麗大学国際大学院研究科長Kim Sung-Han教授、本ワークショップを通して多大なるご支援いただいたHan Jung-Sun教授、神戸大学キャンパス・アジア室の皆様に心から感謝申し上げます。
本ワークショップにおける講師の先生方と講義タイトルは以下の通りです(アルファベット順)。
文責:箸大輝(博士課程前期1年)
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高麗大学国際大学院