小川ゼミの学生がキャンパスアジア・プラス・プログラム2024年高麗大学校冬季短期研修に参加しました。

2024年2月15日から28日までの2週間にわたり、「キャンパスアジア・プラス 冬季短期研修」が韓国の高麗大学で行われました。本プログラムは協定校の大学院生を対象として、言語と文化を学ぶコースと韓国に関するリサーチを進めるコースの2種類を提供しています。今年は神戸大学と中国の復旦大学の大学院生計11名が参加しました。小川ゼミからは、Souvananh Bounnak, Sonexay Chanthasak, 廣瀬麻衣、末田椋資の4人が言語・文化コースを選択し、韓国語の語学レッスン、高麗大学校の教授や小川ゼミの卒業生による特別講義の受講、韓国の文化や歴史を学ぶフィールドトリップを体験しました。

韓国語の授業では、ハングル語の読み方や、簡単な単語・挨拶を学びました教えていただきました。特別講義は、韓国の水資源管理に関するODA事業や、国際協力におけるキャリアパス、また、国際機関に応募する際のカバーレターやCVの書き方をテーマに実施され、活発な議論が行われました。さらに、フィールドトリップでは、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の国境にある軍事境界線 “DMZ (Demilitarized Zone)” や元大統領府「青瓦台」の訪問、韓服の体験など、韓国の歴史と文化に触れる機会をいただきました。一緒にプログラムに参加した復旦大学の学生とは、中国の歴史や日本の文化について意見を交わしあったり、戦争記念博物館で朝鮮戦争について一緒に学んだりするなど、とても有意義な時間を過ごすことができました。

末筆になりますが、本プログラムの応募から参加、研究指導まで多大なるご支援を下さった小川啓一教授、小川ゼミ卒業生のNajung Kim教授、本プログラムのTAを務めていただいたGrace Choi様、韓国語の講義を開講してくださったJang Jisoo先生、私達のプログラムへの参加にかかる各種手続きをサポートして下さったキャンパスアジア室の中原雅人助教、逢坂様、高麗大学校のAcademic Officeの皆様含む、このプログラムを支援してくださった全ての方々に心より拝謝申し上げます。

文責:末田椋資(博士前期課程)