「Rong Chang Cup Youth Innovation Competition on Global Governance (YICGG) 2025」にて、小川ゼミの学生がMost Valuable Project (MVP) Awardを受賞しました

2025年7月22日から29日にかけて、中国・上海および北京で開催された第16回 Rong Chang Cup Youth Innovation Competition on Global Governance (YICGG) 2025 に、小川ゼミから Yao Jilingさん(博士後期課程1年)、In Leavsovathさん(博士前期課程2年)、大河原陸人(博士前期課程2年)の3名が参加しました。本大会は「AI Governance for Tomorrow: Peace, Trust and Inclusion」をテーマに掲げ、世界38か国から選抜された約100名の若手研究者が集い、AIを活用した平和構築と包摂的ガバナンスのアイデアを競い合いました。

YICGGは、2007年に復旦大学が国連開発計画(UNDP)の支援を受けて創設した国際コンペティションで、これまでに延べ3,200名以上、110か国・地域の学生が参加し、約1,200件のグローバルガバナンスに関するプロポーザルが提出されています。

大会期間中、参加者たちは上海と北京のAI研究機関・企業ラボの視察、専門家によるパネルディスカッション、各国の有識者との討論、Ignite Talk、さらに各国文化を紹介するCultural Nightなど、多彩なプログラムを通じて活発な交流を行いました。異なる文化・専門的背景を持つ学生と協働し、短期間で高水準の提案をまとめ上げる経験は、グローバルガバナンスへの理解を深めるとともに、チームビルディング力や異文化コミュニケーション能力の向上にも大きく寄与しました。

決勝ラウンドでは、大河原さんが所属するWorld Team 8 が提案した「GAIA Voice: The AI Peacemaker for Nature」が Most Valuable Project (MVP) Award を受賞しました。本提案は、AIを用いた生態系モニタリングと紛争予防を統合するプロジェクトで、AIが自然環境の変化を「声」として政策立案者に届けることで、資源を巡る対立の未然防止に寄与する革新的な仕組みです。なお、MVPはファイナルラウンドのWorld Teamの中で最も優れた提案に贈られる最高賞であり、受賞チームには翌年大会への推薦権が付与されます。

最後になりますが、本大会を主催された復旦大学および Shanghai Rong Chang Public Welfare Foundation、並びに運営にご尽力くださった学生スタッフの皆様に、厚く御礼申し上げます。また、応募段階から多大なるご指導とご支援を賜りました小川啓一教授に、心より感謝申し上げます。

文責:大河原陸人 (博士前期課程2年)