2021年6月25日(金)、26日(土)、27日(日)の3日間にわたり、日本比較教育学会の第57回大会がオンラインで開催されました(主幹:筑波大学)。本大会では、研究対象地域や研究分野別に13のラウンドテーブルと34の自由研究発表セッション、公開シンポジウム、2つの課題研究が行われました。自由研究発表では、小川ゼミの学生3名、修了生4名が研究成果を発表しました。
小川教授は2日目の中近東地域セッションで司会を務められるとともに、2件の自由研究発表を行いました。一つは、「コロナ禍において外国教育研究を行う大学院生に対する研究指導上の課題」と題して、国際協力研究科の近田教授・山内教授とともに発表し、二つ目は小川ゼミ博士後期課程の野口雅哉さんと「Analysis of Teacher Deployment and In-Service Training in Early Childhood Education in Lao PDR」を発表しました。
以下、小川教授、小川ゼミの学生(修了生も含む)が、それぞれ以下の研究成果を発表しました。
- Minami, R. “Exploring Factors Promoting Parent’s Engagement in Early Childhood Education: The Case of Cambodia.”
- Nakata, S. “Effects of Recognition of Prior Learning (RPL) on Job Market Outcomes: Impact Evaluation in Bangladesh.”
- Ogawa, K. & Noguchi, M. “Analysis of Teacher Deployment and In-Service Training in Early Childhood Education in Lao PDR.”
- K. “Home Learning Environment for Early Childhood Development Outcomes in Bangladesh.”
- 坂上勝基. 「途上国における難民を包摂する初等教育政策下の児童の学力の決定要因 ―ウガンダ北部を事例として―」
- 島田健太郎. 「ケニアにおける教育の経済的便益の変化について ―2005年と2015年の教育収益率の比較より―」
- 近田政博、山内乾史、小川啓一. 「コロナ禍において外国教育研究を行う大学院生に対する研究指導上の課題」
- 利根川佳子. 「ミャンマーにおけるインクルーシブ教育 ―視覚障害のある子どもの中等教育を事例に―」
文責: 八木 歩
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